A型就労支援事業所へ
精神障害者保健福祉手帳を取得したことにより、
障害者就労を目指して就職活動を行ったわけだが、
とにかく精神に関しては非常に冷たい。
銀行系はほぼ門前払いだったのではないかと思う。
銀行系ではないが、ある特例子会社では面接中にあくびをされたりもした。
主に事務系を中心に求職をしたが、全く成果が出ない。
結果としてたどり着いたのがA型就労支援事業所(以下A型事業所)。
A型事業所という存在の大半に言えることだが、時間が短い、給料が安いといった面はあるものの、障害者雇用全般がそういう傾向でもあるし、何よりも面接で相性の良いものを感じた。
障害者手帳取得から7ヶ月弱かかってようやく仕事にたどり着くことができ、
今日に至っている。
障害者就労の実際と「プログラミングの可能性」
仕事は主にPCでの事務作業をやっていて、主に経理関連の仕事をしている。
外にも、SNS関連やSNSの投稿などもやったことがある。
A型事業所やB型就労支援事業所(以下B型事業所)について時々、情報収集をしているが、
運営する側も働く者(利用者)も苦心することが多いようである。
自分の場合は経理業務という”仕事の柱”のようなものを構築できたので、
比較的安定して働くことができているが、仕事についていけなくなったり、体調が悪化して辞めるケースは多いようである。
A型事業所やB型事業所にしかり、障害者就労全般に言えることだが
大半が収入面がほぼ最低賃金水準、待遇も不安定。
地方ではそれが特に顕著である。
このままでは間違いなく生活の向上は望めない。
そうしたことの解決の一つとして、プログラミングに挑み始めたわけである。
これまで仕事の中でVRやローコード(ノーコード)開発に、業務に取り組んだり、
業務への活用を検討したりしてきたが、どうしてもその可能性や方向性が見いだせなかった。
それを改めて見直し、もっと本格的かつ建設的にしばし思案を繰り返した。
そこで行き着いたのは、
「障害者のITエンジニアの育成及び就労環境の構築」
である。
実現することにより、上記の収入や待遇の改善の向上、そして社会的地位の向上に繋げられるのではないかと考えたわけである。
ただ、育成はまだ良いかもしれないが、就労環境の構築というのは理屈だけで実現させるのは絶望的である。此れまでの仕事を通してそれは強く感じている。
だがそれでも何らかの道筋を付ける努力をしないと確実に実現できない。
まだまだ”障害者ITエンジニア育成”については机上の空論の段階でしかないが、プログラミングの学習の合間に色々と思案は続けている。アイディア・目標等々、実現に向けて努力は続けたい。
プログラミングで得たことの今後
プログラミングで得たことは、まずは個人的な範囲での活用を主として、
仕事への活用については飽くまでも余力の範囲内にとどめておきたい。
過去に趣味と仕事がコンフリクトして両方が駄目になった経験をしている。
色々とやりたいことはあるが、状況によってコントロールして学ぶようにしたい。